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レイプで家族からも見捨てられたコンゴの女性たちへのメッセージを募集しています


  現在、国際人権団体IRC(International Rescue Committee)は、兵士たちからレイプを受けたり性の奴隷にされて社会からも家族からも捨てられたコンゴの女性たちに向けたメッセージを募集しています。

  これまでの紛争で、コンゴ(民主共和国)では何万人もの少女や女性たちが兵士たちにレイプされ、性の奴隷として連れ出され、虐待を受けてきました。戦争が収束した今も、女性たちへのレイプは後を絶ちません。女性は年齢に関係なく、8歳の幼女から老女にいたるまで、言葉にできないような残虐な行為を受けてきました。その残虐ぶりはユニセフのレポート、「性的暴行を乗り越えた少女の話」からうかがうことができます。

  彼女たちは身体的に後遺症をかかえるだけでなく、心にも深い傷を負い、また、社会からも家族からも”不浄もの”として見捨てられ、生きる希望を失っています。

  多くの慈善団体がこうした女性たちのシェルターを作り、身体と心の治療に当たっていますが、シェルターの数は足りず、心のケアも決して行き届いているわけではありません。特に家族から捨てられた女性たちは、シェルターにいても孤独なのです。

  集められたメッセージは、IRCが支援している現地のローカル団体のネットワークを通じて、社会から見捨てられた女性たちや、彼女たちを支援する人々に届けられます。募集しているメッセージは英語(もしくは現地のフランス語)ですが、Yahoo!無料翻訳ツールなどもありますので、お心ある方はぜひ、温かいメッセージを送ってさしあげてください。

  IRC(International Rescue Committee)の募集ページはこちらです。

(2008年3月21日)